【2025年8月】米国株が調整局面でも焦らない理由 ─ インデックス投資の本質は「長期×買い持ち」

はじめに

2025年8月現在、米国株式市場は若干の調整局面にあります。

S&P500やNASDAQも年初来高値から少し下がり、短期的には「軟調」な雰囲気が出ています。

しかし、1年前のような急激な下落(たとえば2024年の利上げショックや景気後退懸念)とは違い、今回は比較的穏やかな調整です。こういう時こそ、インデックス投資家は「長期で買い持ちを続けることの大切さ」を再確認する好機だと考えています。

インデックス投資の基本:「いつ買うか」より「どれだけ持ち続けるか」

短期の価格変動に一喜一憂していると、「下がりそうだから売ろう」「上がったら買おう」と感情に流されがちです。しかし、インデックス投資の本質はそこにはありません。

インデックス投資は、

✅ 市場全体の成長に賭ける

✅ タイミングを狙わない

✅ 長期で右肩上がりを享受する

という戦略です。

つまり、「続けること」「持ち続けること」こそが最大の武器になります。

今回の調整とどう向き合うか?

2025年8月時点では以下のような要因で市場が調整しています:

FRBの金利政策が「長期据え置き」路線へ 一部テック株の決算が市場期待を下回った 中国や欧州の景気の鈍化

確かにマクロ環境はやや不透明です。ただし、市場は常に何らかの懸念を抱えているもの。「〇〇ショック」という名前が付くような大暴落は年に1度あるかないか。多くはこうした“普通の調整”です。

むしろ、積立をしている人にとっては「価格が安くなった=たくさん口数が買える」好機でもあります。

過去を振り返ると、継続が最強だった

たとえば2008年のリーマンショックや2020年のコロナショックのような急落局面でも、インデックスを売らずにただ黙々と積立を続けた投資家は、数年後に大きなリターンを得ています。

2024年の米国市場も、年初は不安視されていましたが、AI関連銘柄を中心に株価は大きく回復しました。「やめなかった人」が勝った1年だったのです。

まとめ:大事なのは「やるかどうか」ではなく「続けられるかどうか」

今のような調整相場でも、不安に飲まれず、「インデックス投資は長期戦」という軸をぶらさないことが何より大切です。

✔️ 少し下がっても気にせず積立を継続する

✔️ 売りたくなったら「なぜ始めたのか」を思い出す

✔️ 短期のノイズより、10年後・20年後を見据える

それが、インデックス投資の成功のカギです。

最後に

あなたが市場から退場しなければ、マーケットはあなたの味方になります。

大きく儲ける必要はありません。「長く続けて、資産を育てる」ことを目指しましょう。

▶︎ おまけ:今回の調整で買い増しを検討するなら?

積立額を1~2割増やす 特定口座で一括買い(ボーナス等)を検討 しかし「無理せず継続可能な範囲で」が鉄則

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