タイヤ組み替え後にバランス取りは必要?しないと起こるトラブルを徹底解説!


## 1. はじめに
タイヤを新しく組み替えたとき、「バランス取りは本当に必要?」と疑問に思う方は多いです。
しかし、実際にはバランス取りをしないと乗り心地の悪化だけでなく、タイヤや車本体にも大きな負担がかかります。
この記事では、バランス取りを怠った場合にどんなトラブルが起こるのかを、進行度ごとに解説します。

## 2. バランス取りとは?
タイヤとホイールは見た目は真円でも、わずかな重量の偏りがあります。
この重量差を補正する作業が「ホイールバランス取り」。
専用のバランサーにホイールを装着し、必要な位置にウエイト(鉛や鉄)を貼って調整します。

## 3. バランス取りをしないとこうなる(進行度別)

| 経過時間・走行距離 | 症状 | 車への影響 | 備考 |
|—|—|—|—|
| すぐ〜数百km | 高速走行(80km/h前後)でハンドルが小刻みに揺れる(シミー) | 乗り心地悪化、運転疲労 | 長距離ドライブが苦痛に。 |
| 数千km | タイヤの一部が早く摩耗(偏摩耗) | グリップ低下、制動距離悪化 | 片減りや波打つような摩耗。 |
| 1〜2万km | 足回りから異音発生 | ハブベアリングやショックアブソーバーの寿命低下 | 修理費が高額化。 |
| 長期放置 | 車体全体が揺れ、直進安定性が低下 | 安全性の大幅低下 | 高速道路で危険。 |

## 4. 工賃と修理費の比較
– バランス取り工賃:1本 500〜1,000円(4本で2,000〜4,000円程度)
– 放置による修理費例  
 – ハブベアリング交換:1〜3万円  
 – ショック交換:4〜10万円  
 – タイヤ早期交換:3〜8万円

→ バランス取り代は「安い保険」と考えたほうが得です。

## 5. まとめ
– 高速を走るなら必ずバランス取りをするべき  
– 市街地オンリーでも、長く乗るならやった方がタイヤ寿命が延びる  
– 工賃は安く、効果は大きい  

**結論:タイヤ組み替え後はバランス取り必須!**

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