第2種電気工事士筆記試験当日に気をつけることと、最終確認しておきたいポイント

こんにちは、けせんぬです。

今日は「第2種電気工事士」の筆記試験本番という方も多いと思います。

これまでしっかり勉強してきた皆さん、本当にお疲れさまでした。あとは落ち着いて試験に臨むだけです。

この記事では、試験当日に気をつけるべきことと、最終確認として目を通しておきたい勉強内容について、直前のタイミングで確認できるようまとめました。試験会場へ向かう途中や、会場での待ち時間などにぜひ読んでみてください。

1. 試験当日に気をつけること

(1) 持ち物の再確認

筆記試験当日は、必要な持ち物を忘れないように注意してください。以下はチェックリストです。

受験票 本人確認書類(免許証やマイナンバーカードなど) 鉛筆またはシャープペン(HB以上推奨)、消しゴム 腕時計(会場に時計がない場合があります。スマートウォッチや音が出るものはNG) 必要であればメガネ 上着や羽織れるもの(会場の温度調整が合わないことも)

試験前にコンビニで確認しながら準備するのもアリですが、前日の夜にはすべてカバンに入れておくと安心です。

(2) 試験会場での心構え

余裕を持って出発:事故や電車遅延に備えて、最低でも30分は早めに到着するつもりで出発しましょう。 会場では静かに:会場では緊張している人も多いです。無駄なおしゃべりやスマホ操作は控え、周囲への配慮を忘れずに。 トイレは事前に:試験中にトイレに行くと集中が途切れてしまいます。開始前に済ませておきましょう。 リラックスする:緊張しすぎず、深呼吸して「いつも通り」を心がけてください。今までの努力を信じましょう。

2. 筆記試験直前に確認しておきたいポイント

筆記試験では、過去問と同じような形式の問題が多く出題されます。ここでは「直前に見るべき分野とその理由」を解説します。

(1) 配線図記号とその用途

配線図には電気記号が多く登場します。特にスイッチ、コンセント、表示灯、リレーなどの基本記号は確実に覚えておきたいところです。 問題文に図がある場合は、図から読み取れる情報をもとに素早く判断できるように、パターンを押さえておきましょう。

(2) 単位と計算式の確認

電流(A)、電圧(V)、抵抗(Ω)、電力(W)の基本的な関係式 例) オームの法則:V=IR 電力:P=VI=I²R=V²/R ヒューズ選定や電線の太さの問題でよく使います。数値を暗記するよりも式を理解しておくのがポイントです。

(3) 電線と配線方法

VVF、CVV、EM-EEFなどの電線の種類と用途。 配線方法(隠ぺい、露出、金属管など)や、その施工条件や制限も重要。 よく出るパターン: 壁内に使える電線は? 屋外で使える管は?

この分野は正解が明確なので、覚えておけば確実に得点できます。

(4) 法規(電気設備技術基準、内線規程)

問題文の言い回しがややこしいこともありますが、数字に注目すれば正答できるものもあります。 例: コンセントの設置間隔 アースの接地抵抗値の基準(D種は100Ω以下など)

(5) 過去問で頻出のトピックをざっと確認

過去3年分の問題を見て、「毎年出てるな」と感じるテーマは、出る可能性が高いです。 例えば、「リングスリーブの選定」「端子台の接続方法」「絶縁抵抗測定器の使い方」など。

「問題と解答だけを眺めて、どこがキーワードか」に注目しておくと、短時間で頭が整理できます。

3. 解答のコツと心構え

迷ったら飛ばす:わからない問題で時間を使いすぎないように。後回しにして、まずは確実な問題を取る。 マークミスに注意:特に選択肢のずれは致命的。見直しの時間を5分でもいいので確保しておきましょう。 合格ラインは60点:全50問中30問正解すればOK。満点は必要ありません。6割正解できれば合格です。

おわりに

試験当日は、何より「落ち着いて、これまでの実力を出すこと」が大切です。多少わからない問題があっても、焦らずに1問ずつ丁寧に向き合えば、必ず結果はついてきます。

そして、筆記試験が終われば次は技能試験が待っています。今日の試験が終わったら、1日しっかり休んで、次のステップに備えましょう。

それでは、受験される皆さんの健闘を心より祈っています!

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