これだけ覚えればOK 消防設備士 乙7 要点 まとめ

2025/05/18 消防設備士乙7の試験を法令共通免除 電工免除で受けてきました。合計10問での勝負になりました。以下に記載する事項を覚えれば合格は可能でしょう。

消防設備士乙7

(規格)(法規)

⬜︎  用語の定義

○  漏電火災警報器 600V以下の警戒電路の漏洩電流を検出し、防火対象物の関係者に放置する、変流器及び受信機で構成

○  変流器  警戒電路の漏洩電流を自動的に検出し、これを受信機に送信

○  受信機  変流器から送信された信号を受信して漏洩電流の発生を防火対象物の関係者に報知

○  集合型受信機 2以上の変流器と組み合わせて使用する受信機で1組の電源装置、音響装置等で構成

⬜︎  漏電火災警報器の一般構造

○  耐久性を有する  耐熱性は必要ない 著しい雑音 障害電波を発しない

○  部品は定格(製造者が保証する最大の使用限度)の範囲内で使用            端子以外の部分は堅ろうなケース

○ 充電部は絶縁ではなく保護

○ 端子は電線(接地線を含む)を容易かつ確実に接続

○  端子には適当なカバーを設ける

○  変流器又は受信機の定格電圧が60Vを超えるそれの金属ケースには設置端子を設ける

⬜︎ 装置または部品の構造・機能

○  音響装置  定格電圧の90%の電圧で発する  

○  音圧は無響室で定位置に取り付けられた音響装置の中心から1m離れた点で70d B以上であること。

○  警報音を断続するものにあっては休止時間は2秒以下で鳴動は休止時間以上

充電部と非充電部の絶縁抵抗は直流500Vの絶縁抵抗計の値が5M以上

⬜︎  公称作動電流値     漏電火災警報器の公称作動電流値(漏電火災警報器を作動させるために必要な漏洩電流の値)は200mA以下

⬜︎  感度調整装置を有するものは調整範囲の最小値(つまり200mA以下)  調整範囲の最大値は1A以下

⬜︎  変流器の表示  接続できる受信機の届出番号はない。

⬜︎  受信機の表示  不要  型式番号  設計出力電圧

⬜︎  変流器  ○ 変流器に接続される受信機の公称作動電流値を試験電流として流した場合その出力電圧値の変動範囲は75%から125%までの範囲

○ 変流器に接続される受信機の公称作動電流値の42%の試験電流を流した場合その出力電圧値は52%以下であること 

⬜︎  周囲温度試験  ○  屋内型の変流器はー10℃及び60℃に12時間以上放置して機能に異常がない。

○  屋外型の変流器はー20℃及び60℃に12時間以上放置して機能に異常がない。

○  老化試験  変流器は65℃の温度の空気中に30日間放置して構造機能に異常を生じない。

○  変流器に行う試験として電源電圧変動試験はない。

⬜︎  電圧降下防止試験  変流器は警戒電路に定格電流を流した場合電圧降下は0.5V以下でなければならない

⬜︎  受信機の構造  ①  電源を表示する装置を設ける。漏電表示の色と明らかに区別できること。②  受信機の電源入力側及び受信機から外部の音響装置、表示灯に対し直接電力を供給するように構成された回路には外部回路に短絡を生じた場合においても有効に保護できる措置

③感度調整装置(つまみ)以外の感度調整部はケースの外面に露出しない。

○ 受信機には変流器の設計出力電圧の2,5倍以下の電圧を入力端子に加えることができる試験装置と変流器に至る外部配線の断線(短絡ではない)の有無を試験できる試験装置

○  受信機の前面において手動により容易に試験できること

○  集合型受信機に係るものにあっては回線ごとに試験できること

◯  受信機に予備電源を設ける規定はない。

○  受信機は変流器から送信された信号を受信した場合赤色の表示及び音響信号により漏電を自動的に表示できるもの

○  受信機は変流器の設計出力電圧の52%の電圧を加えた場合30秒以内で作動せず75%の電圧をくわえた場合、1秒以内に作動

○ 電源電圧変動試験  受信機は電源電圧を定格電圧の90%から110%で変化させて異常を生じない。

○ 周囲温度試験 受信機は-10℃及び40℃の温度にそれぞれ12時間以上放置して異常を生じない。

○  絶縁抵抗試験  受信機は充電部とそれを収める金属ケース間の絶縁抵抗を直流500Vで5M以上

 ◎  7類法令関係

○ 建物の構造要件

1  間柱(まばしら)もしくは下地を準不燃材料以外の材料で造った鉄網入りの壁を有するもの

2  根太(ねだ)若しくは下地を準不燃材料以外の材料で造った鉄網入りの床を有するもの

3  天井野縁(のぶち)若しくは下地を準不燃材料以外の材料で造った鉄網入りの天井を有するもの

※  準不燃材料以外の材料とは、不燃材料と準不燃材料を除く難燃材料と一般の木材等が該当

⬜︎  漏電火災警報器の設置対象  延床面積が基準以上 または 契約電流容量が基準を超えるもの                                                   床面or電流容量で

○  50Aを超えるもの(51Aから適用)

       150㎡以上  (5)ロ  共同住宅

       300㎡以上  (6)二  幼稚園   飲食店

○  延床面積基準なし

       150㎡以上  (9)イ  蒸気浴場

       500㎡以上(11)    神  社

   1000㎡以上(14)    倉  庫

⬜︎  漏電火災警報器の設置要領

○  建築物の屋内電気配線にかかる火災を有効の感知することができるように

○  変流器は警戒電路の定格電流以上の電流値(B種設置線に設けるものは予想される電流以上の電流値)を設けること

○  変流器は屋外の電路(屋外が困難な時は電路の引込み口に接近した屋内の電路)又はB種接地線で、点検が容易な位置に堅固に取り付けること

○  音響装置は防災センター等に設けること。また音響装置の音圧及び音色は他の警報音又は騒音と明らかに区別して聞き取ることができること

○  可燃性蒸気、可燃性粉じん等が滞留する恐れのある場所に設ける漏電火災警報器は遮断機構を有するものとし、遮断機構の部分はこれらの場所以外の安全な場所に設けること。

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